山口県済生会豊浦病院(山口県下関市)は、地域に根ざした地域完結型の病院として、安全で質の高い医療を目指しています。

放射線科

放射線科前(インドアビューで360°パノラマで見渡すことができます)

放射線科紹介

当院の放射線科は近隣のクリニックや医院、また歯科医院からも検査依頼を受け入れ、地域連携医療での地域のニーズに応えられるように、迅速に対応し、思いやりを持って接しています。

放射線部門では次のような機器を設置し、それに伴う認定技師、専門技師、管理士を配置しています。

● 一般撮影装置(3台)、ポータブル撮影装置、マンモグラフィー、X線透視装置(2台)、骨密度測定装置、CT(16列MDCT)、MRI(1.5T)、RI、血管撮影装置
● 検診マンモグラフィー撮影認定診療放射線技師
● 胃がん検診専門技師
● 放射線管理士              他
● マンモグラフィー検診施設画像認定施設(デジタル部門)

 

装置・検査の説明

一般撮影一般撮影

一般撮影とはレントゲン撮影として患者さんが最初に受ける最も身近なX線検査で、胸部や腹部撮影、骨の撮影に用いられます。

撮影前には、ボタンや金属のついた衣服、アクセサリー、湿布、カイロなど診断の障害となるものは外していただき、撮影部位によっては検査着に着替えていただくことがあります。
マンモグラフィーマンモグラフィー

マンモグラフィーとは乳房撮影のことで、骨などを写す一般撮影とは異なり、乳房は大部分が乳腺や脂肪などのやわらかい組織でできているため、専用のX線装置を使って撮影します。

当院はマンモグラフィー検診精度管理中央委員会の施設認定を取得しており、また撮影には同委員会の撮影認定を取得した女性技師が行っています。
X線透視検査X線透視検査

X線を使って身体の中の様子をリアルタイムに観察しながら行う検査です。

最もポピュラーな検査としては、バリウムを用いて行う胃透視の検査があります。そのほか大腸検査・尿道検査などの検査や腸閉塞や胆管閉塞に対する減圧術・尿管ステント留置など種々の検査や施術を行います。
骨密度検査(DXA法)骨密度検査(DXA法)

2つの異なるエネルギーのX線を人体に照射し、その吸収の差から骨の密度(カルシウム量)を測定する検査です。

骨は20~30代をピークに年齢とともに減少し、80歳くらいになると、若い時に比べて男性が約70%、女性が約60%の骨密度となってしまうと言われています。特に女性は閉経後を境にして急激な減少がみられます。

骨密度の測定は、骨密度の減少を早期に発見し、骨折の原因となる骨粗鬆症の予防や適切な治療を行うことを目的としています。

骨密度検査を希望される方は、各診療科の担当医師にご相談ください。

 

CT

CT検査とは装置の中心にある大きな穴に身体を入れて、その周りからX線をあてることによって、体の中の断面(輪切り)の写真を撮る検査です。

一般撮影と比べ、CTは体の内部が観察できることから、小さな病変を見つけることができます。

当院のCTは1回転で複数のデータが収集できる16列のマルチスライスCTを導入しており、得られた画像データから様々な方向の断面や立体的な3D画像も作成することができます。
またメタボリックシンドロームの診断指標となる、内臓脂肪測定検査も行うことができます。

検査には造影剤を使用しない単純CTと、より詳しい検査をする造影CTの2種類の検査方法があり、検査時間はそれぞれ単純CTが3~5分、造影CTが10~15分程度掛かります。

 

MRI

MRIは一見、外観などCT装置と似ていますが、CTと異なりX線を使用せず、強い磁石と電波によって人体の断面像を撮像します。CTとは全く異なる物質の物理的性質を利用した撮影法のため、CTで得られない情報が多く得られます。

MRIの利点としては、放射線による被曝がない、造影剤を用いなくても血管だけの画像が撮像できる、骨によるアーチファクト(画像の乱れ)が少ないなどがあります。欠点としては、検査時間が長い(単純検査:30分、造影検査:50~60分)、トンネルの中は狭く、閉所恐怖症の患者さんには強い恐怖心を抱かせる、装置の発する騒音が大きいなどが挙げられます。
またMRIは強い磁石を使用しているため、ペースメーカーや磁気に反応する金属が体内にあると、検査を受けることができません。

MRI検査が有効な疾患としては、脳梗塞などの脳の疾患、ヘルニアなどの脊椎の疾患、四肢・関節などの損傷、骨軟部の腫瘤、子宮・卵巣などの婦人科疾患、前立腺などの疾患が挙げられます。

当院のMRI検査は基本予約制で運用していますが、緊急検査などには柔軟に対応しています。

 

RI

RI検査とは、ガンマ線を放出する特殊な薬(放射性同位元素)を注射によって体の中に入れ、臓器や病変部に取り込まれた微量なガンマ線を体外のカメラで撮影し、肉眼では見えない体の内部を調べる検査です。

この検査は臓器や病変部の形態を見るというより、機能や代謝を評価する検査です。
主な検査としては、骨(骨の転移や骨折の評価)、脳(脳の血流評価)、心臓(心筋梗塞の広がりなど)、腎臓(腎の機能や代謝)などがあります。

 

血管撮影検査

血管撮影とは、血管の中にカテーテルという細い管を挿入し、造影剤を注入してX線撮影を行う検査です。血管性病変などの診断のほか、肝臓の癌では抗癌剤の注入など治療も行います。

また不整脈の患者様に行うペースメーカー植込手術にもこの装置が使用されています。

お問い合わせ TEL 083-774-0511

PAGETOP